高校3年生になると、人生において重要な一つの転換期を迎えます。
選択は
①就職する
②専門学校に行く
③短大・大学に行く
④フリーターになる
これから大人になっていくために
あなたは自立しなければなりません。
学校で「自立」という科目はないので、
どうしたら良いか分からないと思います。
簡単に言うと「自立」とは「お金を稼ぐ」ということです。
お金の稼ぎ方の勉強は学校で習ってないですよね。
でも、よく考えてください。
あなたが今まで生きてきた18年間の学生生活よりも
あなたが死ぬまでの方がずっと長いのです。
その間あなたはお金を稼いで自立し続けなければなりません。
就職を選ぶ人は高校3年の春までに就職することを学校に伝え、
学校は就職希望者としてハローワークに登録します。
7月下旬に進路指導とともに職場見学に行きます。
ちなみに企業からの求人票の開示は7月1日なので
開示から見学まで30日もありません。
そして9月に推薦があります。推薦は1社のみ。
若者の離職原因として内閣府の発表した「2018 年版子供・若者白書」によると、初職の離職
理由(最も重要な理由)ベスト3は次の通りです。
1位「仕事が自分に合わなかったため」(23.0%)
2位「人間関係がよくなかったため」(10.0%)
3位「労働時間、休日、休暇の条件がよくなかったため」(6.8%)
つまり若者は
①自分に合った仕事で
②人間関係が良好で
③労働時間が自由な
環境を求めているということになります。
高校時代は勉強や部活、友だちとの遊びに忙しく、
進路を決める高校3年生の約半年間という短い期間の中で、
人生に置いて重要な決断をしなければならないとなると
かなり難しくなります。
また学校は、周囲との同調もあると思います。
友だちの就職が自分よりも先に決まると
必然的に焦ってしまったり、安易に就職先を選んでしまったりすることもあるでしょう。
就職の道を歩まず、進学するケースでも、
なんとなくまだ就職したくないから専門に行ったり、大学に進学する方も多いでしょう。
専門・短大・大学に必要な学費についてのデータです。
初年度には専門112万円 合計220万円
初年国立81万円 合計242万円
初年私立116万円 合計400万円
初年私立理系154万円 合計540万円
専門や大学を卒業してもみなさんは必ず何かしらの仕事をしなければ
なりませんので就職活動が待っています。
確かに、高校卒業時に将来自分が就きたい仕事が決まっておらず、
なんとなく専門や大学に行って、学生生活を楽しむのも良いですが、
例えば、なんとなく料理の道を目指し専門に行ったものの、
就職先が料理の専門性を活かすことの無い、
全く別のジャンルになる方も山ほどいるのです。
なんとなく私立の大学に行った場合、
上記の通り4年間で約400万円の学費がかかります。
この学費の支払いについて、大抵は両親が出すと思いますが、
場合によっては奨学金を利用する方もいます。
400万円をローンするので、後で返さなければなりません。
その奨学金ローンを払うのに大変で、後に未払いになり
ブラックリストに載るケースも多々あります。
時代はネットで様々な情報を読んだり、情報を発信したり、
様々な人をコミュニケーションをとることが可能になっています。
ここで一つの提案として言えることは
個人経営で会社を立ち上げたらどうですか?ということ。
そうすると、若者の悩みである
①自分に合った仕事で
②人間関係が良好で
③労働時間が自由な
環境を作り上げることができます。
例えば専門の学費は220万円かかります。
その220万円を起業資金と運転資金に回す。
そしてコストが少なく、利幅の大きい事業を行う。
事務所を構えることもなく、実家でOK。
あとは事業に関する技術や経営ノウハウの習得と
取引先が見つかれば、形になります。
簡単なプログラミングを組むことができれば
HPの制作代行会社を立ち上げ、1案件につき50万円もらったとします。
大体の高卒初任給は18万円くらいです。
HPの制作なのでコストがかかりません。
粗利がとても良い仕事になります。
人間関係に悩むことも無く、自分の時間で、自分に合った仕事に就くことができます。
自分で経営するということは、
自分の給料も自分で自由に設定できます。
頑張った分だけ給料を上げることができます。
あとは一歩を踏み出すのみ。
進路先、就職先で漠然と何がしたいのか分からないのであれば、
起業というのもひとつの手です。
私たちはそのサポートをこれまで70社以上経験してきました。
あとはあなた次第です。
専門に行く学費220万円があれば十分起業できます。
会社を運営していけば、そのコストは数年で元が取れるでしょう。